今日は日曜日
仕込みは始まりましたが
まだ、余裕のある時期です。
そうなると今年のいろいろなことが思い出されます。
春には金光酒造創業初となる全国金賞
実は前日には、福山市というところで仲間と飲んでいました。
翌日、帰りHPに結果がUPされるのを待ちました。
・・
☆印が金光酒造の横に・・。
そのとき、同業の仲間からTELがなり
「どうじゃった?」
「はいっとったよ、○○もはいっとたよ」(はいっとる=金賞)
電話を切った後、一人家で、感慨深くなみだ目になったのが
ついこの間のようです。
それから、秋までいろいろな方とお会いすることができました。
人が一生に会える人は限られてます。
そんな中で、自分たちが醸したお酒を
楽しみにしてくれる人がいる。
期待してくれている人がいる。
そういった人の期待に応えるお酒を醸したい。
自分たちの納得する酒を造ればそれは達成できるはずと信じています。
1.8Lで3000円前後のお金を支払い、お店で、家庭でうちのお酒を
のんでいただいています。
何千本何万本とある単調な瓶つめ作業や、瓶洗い作業
でも、飲まれる方の側には、そのうちの1本しかないのです。
蔵の冷蔵庫には、何千本何万本とお酒があります。
でも、
そのお客さんにはそれがうちの酒のすべてなんです。
ただ、瓶を洗っている、瓶つめをしてる、酒を造っているだけではなく、
お客さんの笑顔を造り、安らぎを届けているのだと思うのです。
つまりはそれです。
物事の本質。
うちのお酒を飲んで意見をくださる皆様。ありがとうございます。
また、今期のお酒のご意見もお聞かせください。
人の感動を呼ぶお酒は私は造って行きたいと思っています。
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