月初めに更新し、ネタがないまま今日に至ってしまいました。
賀茂金秀の夏限定酒「夏純」について
今でこそ、「夏純」「夏吟」が地酒市場に多く出回ってきましたが
うちが「夏純」を出したときは
あまり見かけませんでした。
酒販店さんに案内を出しても
あまり興味をもたれない感じ。
それが今や、冷蔵庫一面いっぱいに夏純 夏吟
軽さを出すためにアルコールを添加した「夏吟」が
多いように思います。
うちはそれを「純米」で夏でもイケルお酒にしようと試行錯誤
途中、「夏吟」にしようかと迷った時期もありましたが、
初志貫徹。
夏純を出した 5~6年前
味「軽すぎ」
軽いほうがよいといっても、これでは純米でやる意味がない。
翌年 搾って火当までの時間を長くして生熟させました。
そうすることで、味がととのい、甘さも程よく出て
市場での評価もアゲアゲ。
一気にブレイクした感がありました。
米は八反錦 このお米は「夏純」の酒質設計にぴったり。
日本酒度は+7~8
うちとしてはかなり切らせています。
梅雨の明ける7月下旬には
蔵内在庫も少なくなる可能性大ですので
お店で見つけたら、「カモキンの夏純」をどうぞ。