ブログを更新しないまま今まで来てしまいました。
カモキン死亡説などは出ていないようですが。
さて25Byも前半戦を終了しようとしています。
ここまでの印象は
八反錦・・・硬い,割れる、水吸わない、もろみで溶けない、産地により品質差が激しい。
雄町・・・・・割れにくい 溶ける
山田錦・・・溶ける
岡山雄町・割れる、等級が悪い
千本錦・・・今から。。
早稲品種は総じて、夏の高温にやられたといった感じでしょうか?
高温耐性の早稲品種が早くほしくなりますね。
今まで新酒生をどかどかと搾ってきましたが
味わいは懸念されたほど悪くなく、ふくらみがあり、且つ余韻も伸びる感じです。
この余韻というのは非常に大事で、スパッと水のように切れてしまうのではなく
のどもとをきれいに流れていく味わい。こんな余韻が理想。
今年変わったことといえば
釜に入れるお水を軟水処理をしたものを使用しています。
今までは、井戸水をくみ上げ、活性炭処理をしたものでしたが、
上水を軟水器に通しています。
軟水にするとどうなるのか?
スケール(所謂 水垢)が付かなくなるのです。
釜の仕組みは蔵それぞれですが、うちの場合
釜の中に加熱用のコイルが巻いてあります。
これが井戸水だとスケールだらけ。熱交換が悪くなり
蒸気温度はあまりあがりません。
なので、別に再加熱用のコイルを用意する必要があります。
軟水だとスケールはほぼ付かず、熱交換率がよく
蒸気温度があがります。今までより3~5度も。別のコイルは必要なし。
では、蒸し米はどうかというと、外硬内軟。OK。
蒸しがこう違うと、前段階の吸水から変えなくてはいけなくなりました。
今までより、かなり多くお米に水を吸わせています。
しかし、硬質なお米が当たり前になる近年。あまり高い温度でなくても
良いような・・・。
さてさて、今年は皆様にとってどんな年でしたか?私は最後の最後にやってしまいました。。。
この話はまた次回、お話できる状況になってから。。。
あー、来年はいい年になりますように。
皆様も良いお年をお迎えくださいませ。
2013年12月29日 金光秀起
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