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『桜吹雪』『賀茂金秀』の蔵元です。 社内および社外での出来事や日本酒に関する話題などをできる限りアップしていきます。 当社ホームページもよろしくお願いします。

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寒いけど

朝日が昇りつづけるかぎり

春は来る。

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このたびの、東北地方太平洋沖地震において


甚大な被害を受けたみなさま


こころよりお見舞い申し上げます。


東北地方の蔵元様方には


日ごろから大変お世話になっており、


被害の大きさが心配されます。


まだ、酒造りの最中の蔵元さまもあろうかと思います。


停電が続くと、搾りも出来ず


もろみは破棄されるところもあると聞きました。


大変です。


必死になって醸したお酒がこのような形で


世に出ることなく廃棄を余儀なくされるのは


造り手として、悔しい思いで一杯だと思います。


怒りをぶつけるところもなく、


自然の前には無抵抗に受け入れるしかないのでしょうか


今は、皆様方の無事を祈るばかりです・・・

西醸会


西条の蔵元さんの大吟醸の持ち寄研究会。


そう、昨年優勝した西条の品評会の蔵元さんです。


勉強会なので、杜氏さんが一人2点ほど持ち寄り


かつ、技術の先生方にお越しいただき、寸評をしてもらいます。


うちのお酒は、数点気になる点はありますが高い評価を頂きました。


目標としては全国で「金」ですので


西条は結果論でいきます。


それでも、出すからには上位にいきたいですよね。


 利き酒していて思うのは、こういったお酒はやはり多くは飲めず、


最初の一杯や、「特別」な何かのときに飲みたくなってしまいます。


 それでも、この大吟醸の醸造技術が応用されて、純米クラスの


お酒の質を上げているのは言うまでもないと思います。


将来どういった形に変わるかわかりませんが、


技術向上のための品評会は残されるべきと思う今日この頃です。

あれよあれよと言うまに3月


「桜吹雪 特純うすにごり」が出荷されています。


寒い冬にさよならして


春よこい。


 家と蔵との往復生活も後少しで解放されます。


最近 敷地から出てません(汗)


目の前のコンビにすら行ってない。


甑倒しは11日。


それからは搾りと、瓶つめ  火当てに集中できます



今年はとにかく米に始まり、米におわりました。


麹の種付けのタイミングや、もやし(種麹)の変更。


色々試し、改めて自然を相手にしている職種だと感じました。


まだまだ書きたいことはあるのですが


今日は麹の手入れがあるのでまた次回・・・。

「斗瓶採り」


地酒専門店さまでは


こういったレアな商品をたまに見かけます。


いわゆる「しずく酒」ですが


一般の方にはわかりにくい・・・。


ほとんどのお酒はお酒を搾る機械をつかって搾ります。


これは相当な圧力を掛けて搾るので


雑味も旨みとして押し出されてきます。


それとは違い、しずく酒は


もろ味を18L程度づつ袋につるし、


自重で垂れてくるしずくを斗瓶と呼ばれる


18~20Lの瓶容器に受けます。


これが「斗瓶採り」といわれる所以。


もろ味は同じでも瓶の順番によって


味が違うのです。


各品評会などにはこの瓶ごとに味をみて


どれを出品するか決めます。


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ただいま生酒で冷蔵庫で熟成中・・・。


この火当てのタイミングも大事。


あーはやく終わりたい。

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