金光酒造のBlog

最近、ふくらはぎが痛くてしょうがありません。

ももの裏も痛い。整体にいって少しはよくなりましたが

たまらず、整形外科へ。

　レントゲンをとりましたが、異常はなし。

疲労がたまり筋肉がこりまくっている模様。

とりあえず、鎮静剤をもらいました。

　下半身に疲れがたまることはなかったのですが

ネンレイヲ　カサネルト　ツカレルトコロガ　チガウノカナ？


フェイタスを張りまくり今日も麹の世話へと室へ向かうのであった。

酒造りの原料は当然　

「米」

このお米を精米して洗って、浸漬して

蒸します。

当たり前のこの作業、じつはとっても大切です。

今年はちょいと一工夫。

精米歩合50％ともなると

シビアです。

出来るだけ割れないように・・

写真は浸漬後の状態。

見る人が見れば

おぉ、割れがすくない！ってことに気づいてくれるに違いない！

ちなみにお米は雄町　精米50％

今日から師走です


早いものであと一ヶ月で一年が終わろうとしています。


12月はいろいろと忙しいですが、蔵のほうも新酒がじゃんじゃん


出来てきております。


それに追われるように瓶詰め出荷が続きます。


今のところ「純米しぼりたて生」


「純米吟醸　雄町」


来週には「特別純米」の新酒が出てきます。


市場へもどんどん出ていますので


見かけた折にはぜひ　24BYの賀茂金秀新酒をお試しください。
















写真は朝の蒸し器の蒸気圧計です。


昔は単に「蒸せばいい」と思ってましたが、


ここ最近は「蒸し」の難しさと戦っております。


よく外硬内軟といわれるように


蒸し米の外は硬く中はやわらかくの意味です。


そうすることで麹菌の菌糸が米の中心へ入り込んで行き易いのです。


中へ入り込むとグルコアミラーゼという澱粉を糖に分解する酵素が


多く作られるのです。


糖（グルコース）は酵母の栄養ですからこれがないとお酒ができません。


ありすぎてもだめです。ようはバランスです。


かれこれ2ヶ月以上無休で働き通しです。


ちょっと、リフレッシュがしたいところですねぇ。

突然ですが


新酒できました。


酒造好適米で一番早く刈り取られる


八反錦　を使用した純米酒。


八反錦は心白が大きく割れやすいので


高精白には向いていないお米ですが


広島県を代表するお米です。


県外にも多く出荷していると思います。


味わいは「端麗吟醸」と評されるように


すっきりしたお酒になりやすいようです。


　でも、新酒ですからしっかり味わいほしいところですね。


なので、麹をやや味わい多くして、オリをちょっと絡めてます。


やわらかい味わいと、ぴちぴちはじけるフレッシュな微発砲


いいと思います。


今期も何卒、よろしゅうお願い申し上げます。

２４BYが始まり20日がたちました。


今年は仕込み間隔をつめて仕込んでいますので


作業内容がハードになっとります。


そのせいで、今まで1枚で足りていたものが2枚3枚必要になったり


新調しなければいけないものも出てきました。


先を見越しての投資になりますが、こちら











木甑　「大」　　右が今までのもの


左が今回新調したもの、１．５倍はありますかね。


木甑のいいところは保温性が抜群にいいこと


寒くなると甑肌と呼ばれる、いわゆる結露から生じる


べちゃ蒸しが一部にできますが、木甑はそれがありません。


　以前は金属性も使ってましたが、手触りが多少違うように感じます。


この辺は感覚の問題なので。


　












洗米の一部風景、時計を見つめるその眼差し。（写ってませんが）












放冷作業　まだ、気温が高いので大変です。












そして、仕込みの合間に搾り機（薮田）を



組み立てます。



まだまだ、始まったばかりですが、



背筋痛　MAX。



運動不足極まりないです。



本日より、２６才の若人も加入して、２４BYのカモキンも


鮮度抜群でまいります。